電動シャッターと雷

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2014年6月30日(日曜)に、18年近く前に取り付けたオーバースライダーの電動開閉器が雷にやられたらしく動作しないので、 スライダーを開けてなかの車を外に出したいと電話があり、 ローラーチェーンを外して手動でオーバースライダーを開けて中の車を外に出しました。 開閉器が直るまで手動で使ってもらおうとしましたが、 スプリングが弱っていてオーバースライダーを全開にした時の重量を支える事ができず、 パネルが下がってきてしまいました。 開閉器を工場へ持って帰って見た所、 電源の線に接続されたヒューズボックスが割れていて、ヒューズも吹き飛んでいました、 もう一方のヒューズも断線していたので、ヒューズボックスの交換とヒューズを2本交換して動く様になりました。

ヒューズ


交感したヒューズボックスと、壊れたヒューズボックスです。


ヒューズ


基板の裏と、基板から雷の電気が逃げた”ビスの頭”です。

基板やリモコンの受信機は大丈夫だったので良かったです。

それと、モーターの加熱を検知してモーターを止める”サーマルプロテクター”の部分も大丈夫で良かったです、 以外とサーマルプロテクターの付いている巻き線部分が雷にやられる事も多い様です。



昨日(2012年8月6日のお昼近く)の新潟は突然の雷雨と強風に襲われました、 強風と雷はシャッターの大敵です!、このホームページを見に来ていただいている方の、 検索キーワードには、”雷”、”落雷”、”動かない”、”リモコンが動作しない”、 などで検索をかけてこられる方がけっこうおられます。

下の写真は2011年の3月に”電動シャッターが動かなくなった”と電話が有り行って見た所、 電動シャッターの開閉器の制御基板が黒く焼けて、 電源のサージを吸収する部品が吹き飛んでいました、この他に、基板保護用のヒューズが飛んでいた為に、 動かなくなっていたのでヒューズを交換して動くようになりました。

それでも雷のサージの被害がどこまでいっているかを探すのは難しいです、 今年に入ってから”漏電ブレーカーが落ちると”電話が有り伺って見ると、 漏電ブレーカーが落ちるので、接続をされている”開閉器(モーター)”、”障害物検知の受信機”、”無線のリモコンの受信機” を電源から外して、一台ずつ接続をした所、”開閉器は大丈夫”、次に”障害物検知の受信機”を接続しても大丈夫だったので、 リモコンの受信機の不良として受信機を外しました。

こうして、しばらくしてから症状が出る場合もあります。

焼けた基板



2008年9月に車庫の向かいの家に落雷が有り、軽量シャッターの電動モーターと下記のリモコンの受信機が2台づつ誘雷で壊れました。。

リモコンの受信機


スプリングを使用した内装モーターの交換と左記のように受信機を修理したのですが、 少ししたら1台の受信機を接続した方が調子(漏電ブレーカーが落ちてしまう)が悪くなり、 交換をしました、何処が悪くなるのかをさガスのが大変です。


シャッターの電動開閉器(モーター)を使って見て感じるのは、”弱い所が壊れる”です、 特にスプリングを併用した内装モーターは巻き線などが細く、 誘雷などで巻き線のショートや断線が発生する場合があるようです。

”弱い所が壊れる”のですから、弱い所を作ってやるのもモーターなどの機器を保護するには良いのかもしれません、 ”雷よけ”、”避雷器付きコンセント”、などを使用して見るのも一つの方法です(万能ではありませんが無いよりましだと思ってください)。



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